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株式会社 健康住宅デザイン工房 代表取締役:安井哲人

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マンション健康リフォーム

去年末に工事させて頂きましたマンションのリフォーム。

元々は、あるお悩みでご相談を受けていました。


仕事を一時中断したため、家にいる時間が長くなり、それから体調が悪くなったという

事でした。小さいお子様も同じようになるそうで、大変お困りのご様子でした。

ホームページのご相談からご連絡を受け、それから点検をさせて頂きました。

調査した結果、甘い独特の匂いが家中に広がっていました。

お客様はこれが耐えられなく、口の中に違和感を感じるとおっしゃっていました。確かに私も口の中がザラザラした感じがしましたが、これは私の経験上、カビが原因の場合が多いです。

お客様からのお話しですと、ダメな場所が決まっていて、ある部屋やクローゼット収納、

押入れの内部など。。


カビの検査や空気質を測定させて頂きましたが、結果としてはカビが多い事はわかりました。しかしかといって、カビが必ず原因であるという確証はもてませんでしたので、とりあえず一部屋だけ工事をして様子を見て頂くご提案をしました。

しかし、お客様のご意向でとにかく体調が悪くなる部屋をなるべく多く工事する事となりました。ご予算もございましたので、それに沿った工事のご提案を打合せしました。


匂いがきつい部屋は下地から取替え、弊社がご提案している珪藻土を塗りました。

今回はさすがに天井はクロスにしましたが、予算があれば天井をさせてもらっても良かった

かもしれません。あとは、使用が少ない部屋はクロスだけ張り替え、浴室もとりかえました。

ユニットバスに関しては、化学物質の影響の少ないタカラスタンダードの商品で、ショールームにて確認して頂き選びました。保証の問題もありますが、過敏症のかなりきつい方については工事に使用するシール材も弊社の指定のものに変更する事もあります。

今回はタカラスタンダード指定のもので施工しました。


解体した結果では、思ったより下地内のカビは見受けられませんでしたが、

浴室ユニットバスにはかなりのカビが発生していました。

その他、壁内やクロスをはがしたボードなどは匂いがかなりありました。

また、各部屋の壁を解体してみると、同間仕切壁と天井がしっかりとふさがっておらず、浴室のカビや天井裏の空気が内部にもれていた可能性がありました。



そのあたりは、断熱材を入れたり工夫をさせて頂き対応させて頂きました。

高気密のマンションなどでは、換気扇を回すと壁内の空気が室内に入り込む場合があります。換気の流れ、特に吸気口の場所がうまく機能するようにチェックが必要です。



カビは甘い匂いを発生する事があります。今回はそれに加え、間柱に使用していた何層も木を貼り合わせたLVLという木材、この貼合わせに使用していた接着剤も甘い匂いを発生させていたようです。


LVL


押入れなどは、通常はあまり健康の事は考えて造作していません。直接的には触れないという事で健康に良くないものを使用しているケースは多いです。

今回はホルムアルデヒドを吸着するアートタイプの健康ボードでやりかえました。






完成まで約3週間程かかりました。3部屋を珪藻土で塗りましたので、養生や乾かしたりで

通常よりも日数がかかります。




工事完了から3か月余りたちましたが、先日快適に住まわれてるとお聞きして、安心しております。