防虫剤(バルサン)を散布してから部屋に入れなくなった納戸。
化学物質過敏症対策のリフォームのご依頼をいただきました。
まず、床、壁及び天井を下地から取替えて、リフォーム。
次に、窓枠をタモ材の無垢に変更。
扉については、取替すると費用がかかるため、表面に特殊な木目シートを貼りました。
今回は納戸ですので、仕上げはデザインにこだわらず、健康的なボード仕上げです。
床は匂いのしない無垢のフローリング。
もちろん下地や断熱材にもこだわりました。
最後の掃除ですが、今回は少し特殊な下記の方法で。
お客様ご指定のEM液を混ぜた水をキッチンペーパーに染み込ませ、床・天井・壁の全てを拭き掃除。
拭いた後、キッチンペーパーがすぐに黒くなるため、たたみ1畳分を拭いたら捨て、新しいものと取替えを繰り返しながら掃除しました。
化学物質過敏症のお客様の場合、最後の掃除は念入りに。。が鉄則です。
しかし、念入りにしても多少の匂いは残ります。
ですので、工事後は2~3週間は様子を見ていただき、部屋を使用していただくようにお願いしています。
工事後、お客様から
「前に比べて空気がすごくよくなって、ほんと喜んでます!」
とご連絡をいただきました。
住みながら工事をさせていただきましたので、お客様にはご不便をおかけしたかと思います。
しかし、特に問題なく、スムーズに工程を終える事ができました。
また何かございましたらいつでもご連絡下さいませ。
有難うございました!☺
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