本日は遠方へ点検に伺いましたが、このお客様は今回2度目となります。以前は去年の2月に点検をさせて頂きました。
今回は、前回とは別のお家です。この家は去年5月に築30年中古の戸建てを購入されたお家どそうです。
ご家族の皆さんによると、玄関近辺の柑橘系の匂いが気になり、またこの家にいると体が痛くなるそうです。
ホルムアルデヒドを調べましたが、特に高い数値ではありませんでした。
約 0.01PPM でした >0.08PPM 問題なし!
気になる部位別にボタン式検査器具でホルムアルデヒドを調べましたがこれも特に問題ではありません。
身体が痛くなる原因は化学物質過敏症の他、電磁波過敏症でもよくあります。
なので、とりあえずリビングにある冷蔵庫を移動し、無線式電話を安全なものに変えてもらう事にしました。(子機付き電話の電磁波を測定器で調べましたがかなりの電波でした)
とりあえずお勧めした電話はこれ ↓
<パナソニック VE-GD25TA-W>
お勧め留守番電話。これは電波を飛ばしません。
あと、関節が痛いという症状から考えられる原因はいろいろと考えられます。
自律神経が不調の場合もありますが、化学物質過敏症のよくある特徴です。中でも農薬系が原因の場合が多いです。
前のお家では床下の空気が室内に入ってきていた可能性があったので、もしかすると防蟻工事の薬剤にアレルギーがあるかもしれません。今回のお家では和室の畳を全て外しており、それがかえって床下の空気を室内に侵入させてしまった可能性があります。
我が国の白蟻駆除ですが、古くはヒ素を使用していました。今では人体への悪影響の可能性が高い事がわかり、使われなくなりました。現在では進歩が進み、比較的人体に影響が少ないものに変わっています。
①有機リン系化合物
元々化学兵器の開発中に考案された神経毒です。これは空気中に強い毒性が残ってしまいます。
②ネオニコチノイド系
現在最も普及している薬品で、匂いが少ないのが特徴。しかし、有機リン系と併用すると化学反応を起こしますので、十分な注意が必要です。その場合、頭痛や湿疹などの中毒症状が生じますので、注意が必要です。特に胎児や乳幼児の脳への影響が懸念されいます。
③ピレスロイド系
天然の菊に含まれるピレスとリンとい物質を化学合成した薬品です。香取線香の成分です。
即効性がありますが、神経毒でアレルギー反応による喘息などを引き起こす恐れもあります。
4年前に白蟻工事をしたという工事履歴がありますので、この時期ですとネオニコチノイド、あるいはピレスロイド系の可能性が高いと思います。
とりあえず電磁波について試して頂いて様子をみてもらい、その後変化がなければ床下についてもう少し検証が出来ればと思います。
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