「体調が悪くて、色々な物質に過敏になっている」というお客さまのご相談で、ご自宅へ伺いました。
元々タバコの臭いがあった壁をご自分で掃除をされ、天井壁をパテとプライマー(接着剤のようなもの)、専用塗料(化学物質対応の商品だそうです)というものを使用し、DIYしたそうです。
↓DIYの様子(天井) ↓壁
しばらくして、臭いが耐えられない、2階で就寝中に身体がしびれて眠れないとのこと。まずは、リフォームよりも点検しましょうということに。
私はまず、身体がしびれて眠れないということについては電磁波の影響も疑われると思いました。
電磁波測定器を用いて、各部屋で数値を測定。
寝室は、窓側から高周波が入っており、布団を置いてある頭の後ろの隣室の位置にルーターがありました。かなりの電磁波の数値あり。
身体がしびれるということに関しましては、高周波の影響よりも電場等の影響の可能性が高いことを経験上知っていましたので、寝室の床を電場測定器で測ったところ、(通常25v/m以下が弊社の指針率)100v/m近い数値が出ていました。
まず、電気ブレーカーを1つずつ下げていただき、寝室の電場をさげるブレーカーを探し出し、睡眠時にその該当ブレーカーを落としていただくアドバイスをさせていただき実施しました。
また、寝室以外の箇所のブレーカーを切るとその寝室の電場がかなり上がるということが判明しました。他の箇所のブレーカーを切ると残っている経路の電気が増えるということがあるので要注意です。
今回は、DIYした箇所も何か問題があるかもしれませんが、まず電磁波の対策を試していただき、それによって化学物質に対する反応も好転する場合もあるため、様子をみていただくようお願いしました。
【2階の床・電場】
↓ブレーカーを切る前 ↓ブレーカーを切った後
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