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CS仕様のキッチン工事おわりました


ご依頼のお客様は、今年に入り、あるハウスメーカーでLDKのリフォームをされたそうです。そのお家自身がそのハウスメーカーの家でしたので。。。。




そしてその結果、、、残念ながらリビングに入る事ができなくなったとの事です。

それをきっかけに過敏症になられ、少しの化学物質にも反応してしまうそうです。


そこで、ご依頼を受けて調査をさせて頂く事になりました。

その結果、特にキッチンの匂いがひどく、これが主な原因だという結論に達しました。

弊社でこのキッチンの入れ替えのご提案を行い、また換気方法の改善提案と、健康住宅に近づける為に壁の一部漆喰塗りをご提案致しました。



キッチンメーカーはホーロー仕様のタカラスタンダードです。

過敏症の方にはタカラスタンダードは強い味方ですね。


しかし、それでも天板の下には合板、パーティクルボードが貼ってます。

過敏症がひどい方はこれもなんとかする必要があります。

なので、

特殊なテープでこれを覆い、封止しました。






また、シール材も拘り、安全なシールを使いました。

一番重要な事は、床下や壁内の空気がキッチンを通して室内に入らない事。

これは下地工事から気を付けなければいけません。


キッチン工事一つにしても、過敏症対策は非常に気を使います。




今回、気が付いた事は、カップボードの設置は特に気を付けなければいけないという事です。

意外に匂いがこもります。

ホーロ板の間には木片のスペーサーが入っていて、この匂いがビス穴から出てくるようです。また、際部分のシールの匂いも引き出しの中にこもりますので対策が必要です。


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