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執筆者の写真 dir- T.Y

化学物質過敏症用に使える建材を選ぶのは難しい

現在工事中の物件。


本日現場にいくと、異様な空気が私の嗅覚をつきました。


何が問題なのか見まわしましたが、工事中の現場では何の問題もありません。


大工さんに確認しても、特に変わった事はしておらず、匂いは感じないといいます。

ですが、私は化学物質過敏症(CS)でもあるせいか、何となくイヤな匂いの感覚を察知しました。


調べていくと、2m程度の梱包用のダンボールの匂いがかなりきついようでした。

そのイヤな匂いの感覚。

強いて言うならば、ビニール袋に殺虫剤を入れて吸っているみたいな感じでしょうか。

原因は、巾木?


今回、弊社で初めて使用した巾木です。

通常使用している「無垢の巾木」ではなく、デザインセンスを良くする為に新しいタイプの無垢の巾木に変更しました。


無垢。

実際に私も匂いを確認して、仕入れをしましたが、分からないものですね。

建材はいつどこの過程で防虫処理をするかわかりません。

搬入経路や時期的なものによっても変わるのでしょう。


急遽、お客様にもその巾木変更の為に工期が少し伸びる旨のお詫びをお伝えし、ご理解いただきました。


CS用の建材を選ぶのは本当に難しいですね。



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