シックハウス・環境アレルギー(化学物質・電磁波・etc)を専門にしています
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化学物質過敏症の方のための
オーガニック(有機)食品について
化学物質過敏症の方の中には、食品に含まれる微量の化学製品に添加物も反応を示す場合があり、食べる物も限られています。
化学製品などの添加物が入った市販の食品はもちろん、ひどい場合はオーガニックや有機野菜と言われる物でも反応が出る方もいます。
それは、肥料として使われる畜糞などの堆肥の中に、家畜が口にした化学物質や投与された薬剤が微量に含まれいるからです。それが、土を通して野菜や果物に吸収され私たちの体内に入っていき影響をおよぼしています。
化学物質過敏症の疑いがあるかた、原因を除去しても不調が残る方は現在口にいているものを一度見直してみてください。
一定期間、食材を変えてみて体調がよくなるかどうか観察することをおすすめします。
また食材を変えることが難しい場合は、冷凍食品やレトルトをやめてみる・食品用洗剤で洗浄してみる、など簡単にはじめられることから取り入れてみてください。
以下に対策や選び方、おすすめのオーガニック食品などを紹介しています。
少しでも参考になれば幸いです。
野菜果物は洗浄剤で洗う
野菜洗浄剤というものがあります。野菜や米、果物を洗える天然の洗浄剤です。水洗いだけでは落としきれない農薬やワックスなど有害物質をおとしてくれます。(ただし内部の残留農薬までは落としきれません)貝殻などの天然素材をしようしているので口に入れても安心です。
レトルト食品を避ける
レトルト食品やコンビニ弁当、冷凍食品などは添加物がたっぷり含まれています。これらを避けてできるだけ自炊で天然の食材を使うよう心がけると安心です。調味料やサプリメントなど思わぬところにも添加物が入っているので成分表をよくたしかめてから使用しましょう。
有機食品を取り入れる
化学処理された肥料や農薬を使用せず畜糞や米ぬかなど生物由来の農法で育った野菜・果物があります。これらを原料に添加物をくわえずに加工したものが有機加工食品です。お値段が高い・長期保存できないなどデメリットもありますができる範囲で取り入てみてください。
オーガニック(有機)食品の選び方
1.有機JASマーク
スーパーなどでどれを選んでいいかわからない場合は「有機JASマーク」を目印に購入してください。農林水産省の規格に基づいて認定された農産物にのみ表示されています。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料、畜産物及び藻類に付けられています。
有機農作物
農業の自然循環機能の維持増進を図るため以下の方法で生産された農産物
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たい肥などで土作りを行い、種まき又は植え付けの前二年以上禁止された農薬や化学肥料を使用しない
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土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させる
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農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減
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遺伝子組換え技術を使用しない
有機畜産物
農業の自然循環機能の維持増進を図るため以下の方法で生産された農産物
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環境への負担をできる限り低減して生産された資料を与える
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動物用医療品の使用を避ける
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動物の生物学的、行動学的要求に配慮して育てた家畜、家きんから生産する
有機加工食品
原材料の有機の特性を製造又は加工の過程で保持するため、以下の方法で生産された加工食品
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物理的または生物の機能を利用した加工方法を用いる
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科学的に合成された食品添加物および薬剤の使用を避ける
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原材料は、水と食塩を除いて、95%が有機農産物・有機畜産物・有機加工食品とする