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木々の中に立つ家の写真

バウビオロギー

◆バウビオロギーとは

予防医学的な建物づくりや、原材料の採取から組立て再生、各工程に必用な輸送エネルギーまでバウビオロギー指数として計算し、自然環境と共存する人間が健康で快適に暮らせる循環型システムの建物づくりを目指します。

 

≪特徴≫

  • 建築を「第3の皮膚」と考える

  • 建築が人に悪影響を与えて病気を引き起こすのを防ぐ

  • 建築によって健康状態を高める

  • 社会や地球環境に対して建築はどうあるべきかを考える

 

 

 

◆バウビオロギーの語源は

ドイツ語辞書で、バウ(bau)=建築+ビオロギー(biologie)=生物学の、2つの単語を合わせて「建築生物学」と訳される。 

バウ(bau)建物、建造物、組立て、構成、機構などを意味し、

人間が建設する環境全体という概念。

ビオ(bio)生物を意味し、人間、植物、動物、地球上の生命体という概念で、

精神や生理、感覚、感情も含まれる。

ロゴス(loggos)言葉、精神、世界理性とラテン語で意味する。

この3つにも分けられ、「人と自然に適合した理性ある建築」という意味になります。

 

 

 

◆バウビオロギーの歴史

ドイツ、スイス、オーストリアの3つの国境にまたがるボーデン湖周辺のドイツ語圏で生まれ育ったエコロジー建築学。
古くから伝わるバウビオロギーは各地方に適合するように発展し、木材資源の豊富なアルプス北部地方で伝統的な民家として定着し、長持ちで美しい木造建築がヨーロッパの人々の注目を浴び、「家は石造」という固定観念を変えてきました。
近年では新しいバウビオロギーが展開され、各国に協会・組合・教育機関・NPO等が整ってきました。
市場にもビオ建材がデータを付けて販売されスイスではCo2削減報告書による奨励金が支給されています。又、各種のソーラーシステム導入など建物の熱効率や健康対策・リサイクル等に関する建材や工法が改良され、新しいバウビオロギーとして古くから伝わる民家以外にモダンな建物も数多く建てられるようになりました。
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部屋の中の写真
木々の中で木漏れ日が差し込む写真

◆健康住宅デザイン工房の取り組み 

現在日本では、エコロジカルな建築にめざめてきていますが、それでもECO建築の発祥のヨーロッパに比べると20年は遅れています。

 

ECO建築先進国のドイツやスイスで発祥したこのバウビオロギーには健康住宅に関する最新の情報と解決策が網羅されています。日本との環境の違いはありますが、参考になる箇所は取り入れ、日本の風土にあった健康住宅をめざしたいと考えています。

 

当社はバウビオロギー先進国スイスで活躍する女性建築家と連携をとり、最新の情報を入手しています。その為、最新の材料やエコテクニックを取り扱う事が可能となります。

バウビオロギー25の指針一覧表

 

 1.建設敷地を吟味する

 2.工業地帯の中心や幹線道路から住居地をはなす

 3.緩やかに分散した建築の風景、緑あふれる都市計画

 4.自然とむきあう、個性的で人間的な住環境とは

 5.自然建材を適材適所に

 6.周壁面は呼吸できるように

 7.室内の湿気を吸放湿性のある建材によって調整する

 8.空気中の汚染物質を、建材の吸着性によって無害化する

 9.断熱、蓄熱のバランスを

10.室内空気温度と周壁面温度のバランスを

11.太陽エネルギーを有効利用しつつ、放射熱による暖房を

12.新建築物件の湿気と建材の乾燥

13.心地よい室内の匂い、有毒ガスを放出しないこと

14.色彩、照明、自然採光のバランスを

15.遮音、振動の検討

16.高い放射能を示さない建材を用いる

17.自然の大気電場を保持する

18.自然地場を歪めない

19.人工の電磁場をひろげない

20.生命に必要な宇宙的・地上的放射線を変えない

21.空間造形のための生理学的認識

22.調和的な尺度、プロポーション、フォルム

23.環境問題と製造エネルギー

24.限りある資源、貴重な資源の乱開発に歯止めを

25.社会に負荷を与えない

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