化学物質過敏症、電磁波過敏症の水廻りリフォーム
今回のお客様は、第二期目の工事です。
一期目は防虫剤のせいで一度住めなくなった家の改善工事。
内容は、居室の化学物質と電磁波の対策工事のご依頼でした。
結果、匂いが無くなり電磁波も対策出来、居住が可能となりました。
今回は、むずかしい水廻りの工事を改めてご依頼頂く事になりました。
水廻りの工事はいろいろな建材や商材を使いますので、大変気をつけねばなりません。
なぜなら、化学物質や電磁波に影響のあるものがたくさん出てくるからです。
併せて、将来、車椅子でも対応できるようにバリアフリーにこだわり、トイレもスムーズに使えるように工夫しました。
洗面やトイレの床も接着剤を使わない方法で。
CFシートではなく、置床形式で施工。
また、下地材の匂いが出ない工夫として、アルミシートを使わずに行いました。
通常はアルミシートを使いますが、電磁波に敏感な方にはあまりおすすめできません。
電磁波に関しては、計測の結果、道路側からの高周波が高い事がわかりました。
よって、そちら側の壁に電磁波が入らない特殊素材を壁内に入れて壁を立ち上げました。
お風呂の電気はLEDを使わないように、水廻りでも大丈夫な船舶照明に変更。
コーキングも特殊な自然系のもので仕上げました。
トイレの扉は間口を広くとれるように、二枚連動引込扉に。
この点については、造作はむずかしいと思い、メーカー品を選びました。
いろいろなメーカーのものがありますが、お客様と共にショールームにて匂いの少ないものを厳選しました。