過敏症対策の浴室工事
- dir- T.Y
- 7月22日
- 読了時間: 2分
今回のお客様は、化学物質過敏症および電磁波過敏症の両方をお持ちの方でした。
一戸建て在来工法の浴室工事ということもあり、通常以上に慎重な対応が求められました。
浴室工事では、コーキングや防蟻材、下地材の選定など、使用する建材一つひとつに細心の注意が必要です。また、実際に解体してみないと内部の状況が分からないことも多く、ある程度の建材はあらかじめ準備しておく必要があります。
また、化学物質過敏症のお客様の場合、解体を最小限に抑えることで、不要な匂いや刺激を避けられるケースもあります。
さらに、浴室工事では想定外の事態が発生しやすく、柔軟な対応力が求められます。
今回は特に、こだわりの強いお客様であったため、テープやシート、枠材など、あらゆる部材について慎重に検討を重ねました。
また、お客様自身がさまざまな情報を提供してくださり、こちらも多くを学ばせていただきました。たとえば白蟻駆除剤については、お客様が安全な製品を探してくださり、私自身がそれを使用して処理を行いました。私自身もまったく影響がなかったため、その効果と安全性に感心しました。
設備工事は、過敏症をお持ちの方にとって非常にリスクが高い分野です。一つ判断を誤ると、やり直しが困難なケースも多くあります。
今後も、さまざまな状況に柔軟に対応しながら、より安心・安全な工事を心がけたいと思います。
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