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防虫剤被害による改装工事のご依頼

執筆者の写真:  dir- T.Y dir- T.Y

今回のお客様は、以前に化学物質過敏症(CS)対策の工事をさせていただいた方からのご依頼です。

これまで使用されていなかった1階を活用されることになったそうですが、あるお部屋に保管していたタンスから防虫剤の匂いが広がり、1階全体が住めない状態になっているとのことでした。



防虫剤の影響と対応方法

こういった防虫剤被害のご相談は、これまでにも多く寄せられています。防虫剤の場合、匂いが壁材や天井のボードにまで染み込んでいることがあり、ボードそのものを取り替えなければ匂いを完全に取り除くことはできません。

まず、今回のお部屋では壁と天井をすべて取り替え、床については接着剤を使用しない方法での対策を行いました。

また、洗面所にはカビが発生していたため、健康を重視した仕様で改装を進めさせていただきました。



工事の流れ

1. 壁・天井の撤去と封止作業

壁や天井を撤去し、匂いが他の部分に広がらないよう、必要箇所をビニールで封止しました。防虫剤の影響が残らないよう、徹底した管理のもと作業を進めました。


2. 床の施工

床については、お客様の体調への影響を考慮し、安全な素材を使用しました。封止用のシートを敷いたうえで、接着剤を使用せずに置床を設置し、安心して生活できる環境を整えました。



今回の工事も、お客様が快適に過ごせるよう細部にまで配慮して進めさせていただきました。引き続き、化学物質過敏症や防虫剤被害でお困りの方々のお力になれるよう努めてまいります。


ビフォー



工事中




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